こんばんは。4年の中西均です。
トレ体の隣の茂みに多数生息する蝉たちの、夏の終わりにも負けじと鳴く声もそろそろ聞き納めになりました。
おそらくこれが部員日記を書く最後の機会になると思います。
今まで読んで頂けた方どうもありがとうございました。
因みにこれを書いているのは8月15日(金)なんですよね。(^^ゞ
これは用意周到という括りになるのでしょうか。僕を知っている人からすると僕らしいのかもしれません。
さて今回は題の通り、「コピー」と「オリジナル」について思っていることを書きます。駄文ですみません。
まず「コピー」と聞くと、何と言っても○○細胞の某捏造論文、大学生の典型的なレポートでの技「copy&paste」から、絵画などの贋作、盗作が思い浮かぶ人や、はたまたオツキミ山で'ゆびをふる’ポ○モン、幻影○団の団長、NARUT○の写○眼、キ○キの世代の黄色い人などなどを想起する人がいるかもしれません。東大体操部にとっては「うぃっす」という挨拶が一番なのかもしれません。
僕は学ぶ=コピー=真似だと思います。
体操に関して、同期、先輩、後輩、そしてゲストや超OBの方々の上手い技を直接見て学んだり、世界体操の動画を見たり。アドバイスをもらって修正するのはもちろんのこと、自分で動画を取って比較して技を研究するのもとても重要で、スポーツの基礎として上手く真似することが練習の元にあるからだと思います。体操の面白いところは歴史の中で技が洗練されているところ。それはどこか人間の創り出した技自体がそれぞれ収束点をもつかのように、プロの体操選手の技はどんな選手がやってもほとんど同じ動きに集約されていきます。(審判競技で減点法だからってのもあるでしょうけど。)だからこそ体操を学ぶのは、上手い技を真似する。上達にはうまい人をどんどん見て、真似できるようにすることが練習だと思います。
次に「オリジナル」に入ります。
正規のオリジナルである本家の「うぃーす」とも、開発された「うぃーすでーす」とも大体そうなんですが、ちょっと違います。
僕の思うオリジナルの源泉にあるのは癖という奴です。好き嫌い、凝り性、世話好き、負けず嫌い、緊張しいとかの性格・気質もそうですし、ごつい、重い、健脚、筋肉質といった体格や猫背、顎を出す、剃り気味のような姿勢も関係してくると思います。
体操はこの癖が如実に現れて面白いです。
オリンピックの選手の技を見ていても、その選手特有の癖があります。数年の経験なら尚の事。
技に関して特徴的な捻り方や、旋回の仕方とか!
平行棒のアームスイングを足先まで凝って練習する尾上とか、
豪快にいけるってやってのける茂沢とか。
慎重に練習をする人、カメラ向けられると緊張して技がうまくできない人とかもそうっすね。
ただ癖が往々にして大きな壁になります。臆病、胸が落ちる、反る、捻り病など。
そんな悪い癖を直そうとしているときに、ほんとなかなか直らずに(結局直らないまま過ぎてしまったものも)、ははぁ、自分はかなりの頑固者なんだなと再発見もあります。
ここまで自分(オリジナル)が現れてくるせいで見直すことになるのが体操で、そして今までの自分を乗り越えて一歩踏み出せるのが面白いとこです。
ちょっと話変わりますが、
僕は大学に入っての4年間続けてきたことがあります。
「出会った人から必ず一つ良い所を真似すること」
信念に近いものなんですが、大体今まで ‘良い所’ で出会った人は良い人ばっかです。これからもそうなんだと思います。
良い所を真似するっていうのは意志を継ぐとか仰々しいものではないです。人から学ぶ延長線上で、その人の長所ってどこかなーって見て、いいなと思ったものを真似しようとするくらいです。僕はこれを写○眼でコピーしている設定で、じっと見つめるようにしています。
さてさてそんな良い所の真似っこのなかで、体操部で出会った人から学んだことはたくさんあります。
同期?先輩?後輩? みんなですww
全日本インカレで秀島さんが「挑戦する」演技をされたのを見て、かっこいいなと思いました。
追いコンでは「正しい努力をしよう」と中島さんから託されました。
ひたむきな練習の努力の他にも、食生活も含めて練習に向けて考えられていた姿を覚えています。
そんときに思ったのは、上手くなるためには、上手くなるように練習すること。(当たり前ですよね、ごめんなさい。)
それって1mmでも上手くなるように毎回挑戦し続けることなんだと思いました。
あれから正しい努力を続けてこられたでしょうか。
先輩が引退した後も、先輩と一緒にやっていた補強を黙々とし続ける同期がいて、
だからこそ一生懸命に練習しよーっと。
跳馬で跳べるか不安な後輩に毎回必ずつく先輩がいらっしゃった。
補助ができるようになろーっと。
試技会には1時間近く前から来て先に集中する先輩がいらっしゃって、後輩がいて。
たまたま昼に行ったら、3つ上の先輩と1つ上の先輩方がいらっしゃって、その1年後にはたまたま昼に同期と1つ下の後輩と練習したのとか懐かしいです。(これは全然関係ないですね)
僕が1年生の頃、三校戦で権さんから「4年間絶対続けろ、必ず良いことあるから。」と言われました。
何気ない言葉だったと思います。それが僕にとっては4年間続ける支えになりました。
それから僕も言葉で誰かの支えになれるようになりたいなって、はい。
さてさて、くさい話をしてしまってどうもすみません。
4年間先輩や後輩、同期からたくさん学ばせてもらってばっかりだったので、体操部に何か残せることがあったら、伝えられることがあったらと思いました。
詰まるところ、
後輩の皆さん
お互いに良い所きっとあります、見つけてあってください。
そして良い所をお互いにコピーしあってオリジナルを磨いてください。
それでは
七大戦、みんなで悔いのないようにめいいっぱい楽しみましょう。
そして有終の美を飾ろう。
体操部常務4年 中西 均
トレ体の隣の茂みに多数生息する蝉たちの、夏の終わりにも負けじと鳴く声もそろそろ聞き納めになりました。
おそらくこれが部員日記を書く最後の機会になると思います。
今まで読んで頂けた方どうもありがとうございました。
因みにこれを書いているのは8月15日(金)なんですよね。(^^ゞ
これは用意周到という括りになるのでしょうか。僕を知っている人からすると僕らしいのかもしれません。
さて今回は題の通り、「コピー」と「オリジナル」について思っていることを書きます。駄文ですみません。
まず「コピー」と聞くと、何と言っても○○細胞の某捏造論文、大学生の典型的なレポートでの技「copy&paste」から、絵画などの贋作、盗作が思い浮かぶ人や、はたまたオツキミ山で'ゆびをふる’ポ○モン、幻影○団の団長、NARUT○の写○眼、キ○キの世代の黄色い人などなどを想起する人がいるかもしれません。東大体操部にとっては「うぃっす」という挨拶が一番なのかもしれません。
僕は学ぶ=コピー=真似だと思います。
体操に関して、同期、先輩、後輩、そしてゲストや超OBの方々の上手い技を直接見て学んだり、世界体操の動画を見たり。アドバイスをもらって修正するのはもちろんのこと、自分で動画を取って比較して技を研究するのもとても重要で、スポーツの基礎として上手く真似することが練習の元にあるからだと思います。体操の面白いところは歴史の中で技が洗練されているところ。それはどこか人間の創り出した技自体がそれぞれ収束点をもつかのように、プロの体操選手の技はどんな選手がやってもほとんど同じ動きに集約されていきます。(審判競技で減点法だからってのもあるでしょうけど。)だからこそ体操を学ぶのは、上手い技を真似する。上達にはうまい人をどんどん見て、真似できるようにすることが練習だと思います。
次に「オリジナル」に入ります。
正規のオリジナルである本家の「うぃーす」とも、開発された「うぃーすでーす」とも大体そうなんですが、ちょっと違います。
僕の思うオリジナルの源泉にあるのは癖という奴です。好き嫌い、凝り性、世話好き、負けず嫌い、緊張しいとかの性格・気質もそうですし、ごつい、重い、健脚、筋肉質といった体格や猫背、顎を出す、剃り気味のような姿勢も関係してくると思います。
体操はこの癖が如実に現れて面白いです。
オリンピックの選手の技を見ていても、その選手特有の癖があります。数年の経験なら尚の事。
技に関して特徴的な捻り方や、旋回の仕方とか!
平行棒のアームスイングを足先まで凝って練習する尾上とか、
豪快にいけるってやってのける茂沢とか。
慎重に練習をする人、カメラ向けられると緊張して技がうまくできない人とかもそうっすね。
ただ癖が往々にして大きな壁になります。臆病、胸が落ちる、反る、捻り病など。
そんな悪い癖を直そうとしているときに、ほんとなかなか直らずに(結局直らないまま過ぎてしまったものも)、ははぁ、自分はかなりの頑固者なんだなと再発見もあります。
ここまで自分(オリジナル)が現れてくるせいで見直すことになるのが体操で、そして今までの自分を乗り越えて一歩踏み出せるのが面白いとこです。
ちょっと話変わりますが、
僕は大学に入っての4年間続けてきたことがあります。
「出会った人から必ず一つ良い所を真似すること」
信念に近いものなんですが、大体今まで ‘良い所’ で出会った人は良い人ばっかです。これからもそうなんだと思います。
良い所を真似するっていうのは意志を継ぐとか仰々しいものではないです。人から学ぶ延長線上で、その人の長所ってどこかなーって見て、いいなと思ったものを真似しようとするくらいです。僕はこれを写○眼でコピーしている設定で、じっと見つめるようにしています。
さてさてそんな良い所の真似っこのなかで、体操部で出会った人から学んだことはたくさんあります。
同期?先輩?後輩? みんなですww
全日本インカレで秀島さんが「挑戦する」演技をされたのを見て、かっこいいなと思いました。
追いコンでは「正しい努力をしよう」と中島さんから託されました。
ひたむきな練習の努力の他にも、食生活も含めて練習に向けて考えられていた姿を覚えています。
そんときに思ったのは、上手くなるためには、上手くなるように練習すること。(当たり前ですよね、ごめんなさい。)
それって1mmでも上手くなるように毎回挑戦し続けることなんだと思いました。
あれから正しい努力を続けてこられたでしょうか。
先輩が引退した後も、先輩と一緒にやっていた補強を黙々とし続ける同期がいて、
だからこそ一生懸命に練習しよーっと。
跳馬で跳べるか不安な後輩に毎回必ずつく先輩がいらっしゃった。
補助ができるようになろーっと。
試技会には1時間近く前から来て先に集中する先輩がいらっしゃって、後輩がいて。
たまたま昼に行ったら、3つ上の先輩と1つ上の先輩方がいらっしゃって、その1年後にはたまたま昼に同期と1つ下の後輩と練習したのとか懐かしいです。(これは全然関係ないですね)
僕が1年生の頃、三校戦で権さんから「4年間絶対続けろ、必ず良いことあるから。」と言われました。
何気ない言葉だったと思います。それが僕にとっては4年間続ける支えになりました。
それから僕も言葉で誰かの支えになれるようになりたいなって、はい。
さてさて、くさい話をしてしまってどうもすみません。
4年間先輩や後輩、同期からたくさん学ばせてもらってばっかりだったので、体操部に何か残せることがあったら、伝えられることがあったらと思いました。
詰まるところ、
後輩の皆さん
お互いに良い所きっとあります、見つけてあってください。
そして良い所をお互いにコピーしあってオリジナルを磨いてください。
それでは
七大戦、みんなで悔いのないようにめいいっぱい楽しみましょう。
そして有終の美を飾ろう。
体操部常務4年 中西 均