医学部は3年が基礎医学、4年が臨床医学というカリキュラムとなっております。今基礎医学まとめの三科目生理病理薬理に取組みながら、トレ体最後の一週間を過ごしていたのであります。
体液バランスというのはかなり古い言い回しではございますが、私はどうも勉強している時と運動している時でそれが全く別のものであるらしく、頭がその基礎まとめの三教科に取られて、運動しようにもからだに力が入らない日々でございました。1週間くらい待ってくれてもいいのにですね。
そう云えばこういうことがあったなあ、というのが高三の夏の国体予選。都大会勝ち上がるくらいの実力はあったのですが、精神が勉強モードにシフトしていく中、ろくな結果も出せずに終わりました。まあ、そこで勝ってしまうとその後も練習続けなくちゃならなくて受験がかなりきつくなってしまったので結果オーライなのですが。
学問に対する焦りを上手くコントロールできずにいるなか、教養学部の期間を1年延ばすというトチ狂った判断を下した自分の先見の明に助けられていることも感じたりするのであります。
さて、思い返してみても私はあまりまともな部員ではございませんでした。ノリは悪いはキザであるは、週4以上で練習に来ることはまず無いは、みんなと一緒に練習するということが嫌い(苦手)であるは、ホントなんとも酷い部員でした。まあ、それでも色々なことを教えていただいたことに対してどういう対価を支払うかということは考えていなかったわけではなく、実際このトレ体にそれなりに良い目の影響も与えることができたのではないかと思っているのであります。
まず、週三しか練習に来なくても私がやっている程度の技は出来るようになるということです。勿論やる気があれば週三でもっと上を狙えますが。あと、私の体操が汚いのは私の性分によるものであります。今やっていないor出来ない技でかつて出来ていたものに、床の前宙1ひねり、後宙ひねり、前宙転(エバー)、1ひねり前転、トンフェイとかがあります。
もう一つには、東大生らしい凝り固まった思考に対するアンチテーゼとして充分に機能できたのではないかということです。最近丸山が鉄棒移行の習得に成功した(!)あの振り出しからやる練習方法は、私が一年前に話を出したところ「そんなことする必要ないじゃん(怒)」といった感じで反応されたものです。ねえ、僕とか丸山とか振り出しが倒立にはまる人にはわりと良いやり方だもんねえ。床でも一応開脚旋回とウィンドミル回したり、平行棒もツイストが大学始めでも出来なくはないことを示したり(もうちょとまじめな部員だったら絶対出来てた!)、おんなじ演技して膝伸ばして点数競うことしか考えられない人たちに対して理解されないにしろきっかけは与えられたのではないかと思うことです。でも練習方法の一辺倒さは最近は少なくなってきたかな?
嘆かはくは、私の脚が汚く出来ても見栄えが良くなかったことでしょう。脚伸ばせる人は凄いなあ。
ここ二年程は、上級生が一年生に練習をやらせることが減ったように思います。別に私が意図したものではありませんが、凄くいいと思います。みんな例年のペースかそれ以上で上手くなっておりますし、一年生たちはみな綺麗な倒立をします。やたら膝にうるさかった時期よりほぼ絶対に綺麗です。「元立ちて道生ず」とは私の好きな言葉ですが、教え過ぎはやる気や自主性を損ない委縮の原因になるのではないかと自制する日々であります。まあ、一年生の上達は丸山によるパイロット効果が大きい気もしますが。
怪我のこと。霜月で怪我をして、軽傷だと思っていた左脚の肉離れがけっこう痛いです。前から、怪我をしている部員に話しかけるたび思ってはいたのですが、怪我をしている人間の辛さももどかしさもその他色々も何も分かっていなかったなということです。引退直前に怪我をするなんて、医学部の僕に対する最高のプレゼントかもしれませんね。ええ、本当にどういう言葉をかければいいのでしょうか。言葉が上滑りするのは辛いです。
部員の近況ですが、みんな上達しているなあ、と思います。同じ技でもきれが違ったり、演技の停止を無くすような技ができるようになっていったり。後輩たちが上達をしているのを見るのは気持ちがいいものです。
体操部員としては点数が一番大事なのはわかるんだけど、それ以外のところに意地をはる部員が増えると面白いなあ、と思います。アマチュアなんだし気楽な人もいていいんじゃない?というメタ発言。
さて、三校戦ですね。優勝目指して頑張って行きましょう!
私は屈伸姿勢を取ると腿の裏が痛いのでかなり安めの演技となります。
まあ、のんびりのんびり。練習でできないことは基本的に試合でも出来ない。
有言不実行が痛いです。。
三校までやろうと誘ってくれた同期の二人ありがとう。
読みにくい文章ですね。心身の不一致があたまにまで影響を及ぼしているようであります。
三校が終われば暫くトレ体とも体操部ともお別れです。
それでは。
緒方
体液バランスというのはかなり古い言い回しではございますが、私はどうも勉強している時と運動している時でそれが全く別のものであるらしく、頭がその基礎まとめの三教科に取られて、運動しようにもからだに力が入らない日々でございました。1週間くらい待ってくれてもいいのにですね。
そう云えばこういうことがあったなあ、というのが高三の夏の国体予選。都大会勝ち上がるくらいの実力はあったのですが、精神が勉強モードにシフトしていく中、ろくな結果も出せずに終わりました。まあ、そこで勝ってしまうとその後も練習続けなくちゃならなくて受験がかなりきつくなってしまったので結果オーライなのですが。
学問に対する焦りを上手くコントロールできずにいるなか、教養学部の期間を1年延ばすというトチ狂った判断を下した自分の先見の明に助けられていることも感じたりするのであります。
さて、思い返してみても私はあまりまともな部員ではございませんでした。ノリは悪いはキザであるは、週4以上で練習に来ることはまず無いは、みんなと一緒に練習するということが嫌い(苦手)であるは、ホントなんとも酷い部員でした。まあ、それでも色々なことを教えていただいたことに対してどういう対価を支払うかということは考えていなかったわけではなく、実際このトレ体にそれなりに良い目の影響も与えることができたのではないかと思っているのであります。
まず、週三しか練習に来なくても私がやっている程度の技は出来るようになるということです。勿論やる気があれば週三でもっと上を狙えますが。あと、私の体操が汚いのは私の性分によるものであります。今やっていないor出来ない技でかつて出来ていたものに、床の前宙1ひねり、後宙ひねり、前宙転(エバー)、1ひねり前転、トンフェイとかがあります。
もう一つには、東大生らしい凝り固まった思考に対するアンチテーゼとして充分に機能できたのではないかということです。最近丸山が鉄棒移行の習得に成功した(!)あの振り出しからやる練習方法は、私が一年前に話を出したところ「そんなことする必要ないじゃん(怒)」といった感じで反応されたものです。ねえ、僕とか丸山とか振り出しが倒立にはまる人にはわりと良いやり方だもんねえ。床でも一応開脚旋回とウィンドミル回したり、平行棒もツイストが大学始めでも出来なくはないことを示したり(もうちょとまじめな部員だったら絶対出来てた!)、おんなじ演技して膝伸ばして点数競うことしか考えられない人たちに対して理解されないにしろきっかけは与えられたのではないかと思うことです。でも練習方法の一辺倒さは最近は少なくなってきたかな?
嘆かはくは、私の脚が汚く出来ても見栄えが良くなかったことでしょう。脚伸ばせる人は凄いなあ。
ここ二年程は、上級生が一年生に練習をやらせることが減ったように思います。別に私が意図したものではありませんが、凄くいいと思います。みんな例年のペースかそれ以上で上手くなっておりますし、一年生たちはみな綺麗な倒立をします。やたら膝にうるさかった時期よりほぼ絶対に綺麗です。「元立ちて道生ず」とは私の好きな言葉ですが、教え過ぎはやる気や自主性を損ない委縮の原因になるのではないかと自制する日々であります。まあ、一年生の上達は丸山によるパイロット効果が大きい気もしますが。
怪我のこと。霜月で怪我をして、軽傷だと思っていた左脚の肉離れがけっこう痛いです。前から、怪我をしている部員に話しかけるたび思ってはいたのですが、怪我をしている人間の辛さももどかしさもその他色々も何も分かっていなかったなということです。引退直前に怪我をするなんて、医学部の僕に対する最高のプレゼントかもしれませんね。ええ、本当にどういう言葉をかければいいのでしょうか。言葉が上滑りするのは辛いです。
部員の近況ですが、みんな上達しているなあ、と思います。同じ技でもきれが違ったり、演技の停止を無くすような技ができるようになっていったり。後輩たちが上達をしているのを見るのは気持ちがいいものです。
体操部員としては点数が一番大事なのはわかるんだけど、それ以外のところに意地をはる部員が増えると面白いなあ、と思います。アマチュアなんだし気楽な人もいていいんじゃない?というメタ発言。
さて、三校戦ですね。優勝目指して頑張って行きましょう!
私は屈伸姿勢を取ると腿の裏が痛いのでかなり安めの演技となります。
まあ、のんびりのんびり。練習でできないことは基本的に試合でも出来ない。
有言不実行が痛いです。。
三校までやろうと誘ってくれた同期の二人ありがとう。
読みにくい文章ですね。心身の不一致があたまにまで影響を及ぼしているようであります。
三校が終われば暫くトレ体とも体操部ともお別れです。
それでは。
緒方