こんばんは、二年の中津川です。この部員日記を書いている今、ちょうど新潟での三泊四日の合宿が終わったところで、現役部員は新潟県上越市に来ております。昨年の夏合宿とは異なり、今年は七大戦後の合宿ということで、四年生の多くの先輩方が引退されてしまっていて来られなかったのは残念でしたが、新たに加わった一年生たちが初の合宿に燃えに燃えていたのでとても盛り上がりました。あと、茂沢さんや土居やら大江が中心となって、部員間での活発な挨拶交歓を流行らせたことも活気のある合宿となった一因だと思われます。
今回の合宿も例年通りの班別練習とフリー練習の二本立てという構成で行われ、私は日紫喜さん・丸山・尾崎という正統派メンバー?で班別練習を行いました。日紫喜さんはいつも通りの鋭い分析とシステマティックな体操理論をもとに他の部員に非常に的確なアドバイスをしてくださり、頼もしい主将として部を引っ張ってくださいました。ご自身は、アドラーや跳馬と吊り輪のダブルなどを練習されてました。丸山は、基本姿勢が締めの姿勢、一日の大半を締めの状態で過ごすというすごい一年生で、ロンバクや鉄棒の宙おり・逆車、吊り輪のクーゲルなど果敢に挑戦していました。尾崎は、普段は非常に謙虚ながらも練習中には情熱的に跳馬のツカハラや鞍馬の横移動などに取り組み、その一方ではライフワークであるメダカ研究にも余念がなく、新潟のメダカを独自に調査していました。このようなメンバーであったので、班別練習はとても実のある内容になったと思います。
続いて自分の練習についてです。ピットが使える環境なので、とにかく跳馬でツカハラを回すことが第一の目標でした。最初はビビってしまって首落ちしましたが、何度かやっているうちにかなり見苦しいですが一応は回せるようになりました。早くトレ体で着地までとれるようになりたいです。
鉄棒では、一日目に振り出し宙で失敗して、いわゆるON THE BARをやらかしてしまいましてその後しばらく、普通のスイング宙さえも恐怖心で上手くいかなくなってしまって直すのに苦労しました。もう一つの重要な目標であった鉄棒の飛び越しでは、どうしても膝が曲がってしまってぶざまにもON THE BARを何回も繰り返してしまいましたが、最終的にはそれほど膝が曲がらずに飛び越えてバーをキャッチできるようになりました。周りの方々のアドバイスのおかげです。
次は、他の人の練習についてです。やはりピットを思う存分使って練習される方が多く、跳馬では中西さん尾上さん西川などがツカハラ、大江が伸身カサマツ、栗林さんや杉浦さんが二回宙を練習していました。吊り輪では、土居や緒方さんや尾上さんなど多くの人がダブルの練習をしていました。米田さんは前方二回宙を余裕をもって成功させていましたが、その後鉄棒で腰を負傷されてしまったのが残念でした。たつるやしみけんや大野などは平行棒の宙降りを練習していました。茂沢さんは、鉄棒で上手いツイストをしつつ、周りに発破をかけてくれたり、夕食の度に無茶ぶりにつぐ無茶ぶりをしてくださったりと大活躍でした。トランポリンが三度の飯より大好きな原田は、トラで後方二回ひねりや前宙ハーフからの後方一回ひねりなどをやっていました。
女子の練習はあまり見れなかったのですが、彩さんは床の後方ひねり、慈乃さんはツカハラ、美央さんはロン宙、まっすーは平均台のアウエルバッハおり、めぐはタントラで前宙を練習されていたのが印象的でした。
ゲストの安田はいろいろすごいことをやってましたが、特に跳馬のローチェと鉄棒の車輪宙の練習がよかったそうです。
最終日の練習の後には、男子部員たちによる怒涛の補強タイムが行われ、大いに盛り上がって打ち上げとなりました。今後は、この新潟のよい環境で練習できたことを生かして、気合いを入れて秋の試合ラッシュに臨んでいきましょう。
合宿に参加された皆様4日間どうもお疲れさまでした。