今週のテストは終了し第一の山場を越えました、金田です。
続けての投稿に申し訳なの相です。
でも、なんて言ったって今日は皆既日食。
この日を控え、世間では偏光グラスなどの関連商品、雑誌がピックアップされ、
ニュース、新聞、テレビも皆既日食の話題で盛り上がっておりました。
そして今日!!ついに皆既日食の日がきました!
皆既日食に興味があるのは駒場生とて例外ではありませんでした。
1限のテストが終わり、10時35分。
1時間後に来るであろう日食を私はコミプラと
体育館の間のスペースで待ち構えることにしました。
今日はあいにくの天気で雨こそ降りはしないものの
雲が空全体を覆っていました。
天気が天気ですので日食が見られると思ったわけではないのですが、
食率75%ですから、雰囲気ぐらいは、少なくとも思い出は残そうと思ったのです。
私と同じ算段を立てた人間があちらこちらに見受けられました。
どうやら宝の持ち腐れになりそうな偏光グラスを取り出す者、
他愛のない話をする者、皆時折空を見上げます。
11時も過ぎた頃、一向に暗くならないなぁなどと思っておりますと、
目の前のカップルが「ほら見て!欠けてるでしょ?!」
え?見てみると確かに欠けています!雲の薄い部分から
太陽が見えたのでした。
地球から見て太陽と月はほぼ同じ大きさ。そして曇で光が弱くなった
太陽の姿はさながら三日月でした。
再び雲が厚く太陽を覆ってしまったので私はひとまず満足して
図書館に向かいました。しかし気が変わって図書館前の広場に入った
あたりでもう少し日食という日を味わうことにしました。
すると!!思いかけず面白い光景に遭遇することになりました。
少し待っているとまた食された太陽が見え始めました。
初め何人かがそれに気づき、空を指差しました。
それに気づいた周りの人も空を見ました。
いつしか食堂にいた人達も外で何が起こっているかを悟り
一人、また一人と外に飛び出し、仕舞いには中にいた人全員が外に飛び出す事態に!
その時私は出てきた群衆の方の写真を撮ってしまったのですが、
それよりも、一斉に大学生が飛び出して食堂が空になる様を
撮ることができれば大賞ものだったと思うのですが・・・。惜しいことをしました。
本当にインパクトのある光景でした。
あの時間に食堂に人っ子一人いないなんてありえませんし、
皆が太陽目がけてそろって出ていく様子がなんとも言えない印象を生みました。
曇っているおかげで「肉眼で日食を見る」ことができたのですから、
これは「ハッピー」と言う他ありません。
体操部員も多くの人が日食を目撃したらしく、練習で話題に上りました。
そんな皆既日食を記念して、「太陽」にちなんだ技を探して
目標にしようと密かに思い立ちました。
かの有名な「ムーンサルト(月面宙返り)」ばりに美しい技があるに違いない!!と
採点規則をめくりました。しかし、ありません。残念ながら。
私が甘ちゃんだったのです。採点規則を見て気づいたことがいくつかありました。
体操の技は基本的に名は技を表すの姿勢で、別名が付けられていてもその技の開発者の名前。
「ムーンサルト」という愛称が付けられているものは稀なのでした。
確かにタケシのお陰で有名な「コマネチ」も人名ですね。
1人で勝手に驚きましたが、「ムーンサルト」を開発せられた塚原さんは「ツカハラ飛び」のあの「ツカハラ」なのでした。
偉大ですね。「ツカハラ飛び」いつか挑戦したいですね。
その前に転回しなければ話は始りませんが・・。
私はまだロイター板がうまく蹴れないようです。