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フジナミ・マユ最後の挨拶

こんにちは。4年の藤波です。

8/29(土)の練習をもって現役を引退したので、これがラストブログとなります。

ラストブログということで、どんな言葉を残せるだろうかと、
パソコンのメモ帳に原稿を書いては消し、消しては書きを繰り返しながら、
体操部の部員として過ごした時間を思い返してみました。

この3年半、本当に色々なことがありました。

自分がやるなんて思いもしなかったような多くの技にチャレンジできて、
たくさんの人に仲良くしてもらって、
普段の練習でも遠征などのお出かけでも楽しい思い出がいっぱいできました。

その一方で、部活を続けていく中で「悲しいな」「苦しいな」と思うことも少なくはありませんでした。
自分の弱さを眼前に突きつけられ、この先どう進めば良いのか分からず、途方に暮れつづける日々もありました。
次々と襲ってくる不安にひとりでは到底立ち向かえませんでした。

こんな私がここまでやってくることができたのは
間違い無く、

周りの人がいてくれたから、です。

私の体操生活はただただこれに尽きるので、
ありきたりかとは思いますが、引退は皆さまへの感謝の言葉で締めさせていただきたいのです。



先輩方。

わたしが体操部に入りたいと思えたのは、みなさんがいてくださったからでした。
本入部前からずーっとずーっと尊敬しかありませんが、
先輩方の本当のすごさは学年が上がるにつれて身を以て実感することになりました。

私が下級生だった頃、ただ純粋に真っ直ぐに体操を好きでいられたのは、
先輩方がそういられる環境を作り守ってくださっていたからなのだと知りました。
考えなければいけないことがたくさんある中で、クセも主張も強い後輩がいて、なにかと苦しめてしまうこともあったのではないかと思います。
それでもいつも優しく導いてくださって、引退されてからもたくさん甘えさせてくださいました。

みなさんのもとで体操できて本当に幸せでした。



OBOGゲストの方々。

現役部員を温かく見守ってくださり、厚いご支援をいただきました。
練習に参加してくださる方々にはいつもすごく刺激を受けていました。

また、困った時には話を聞いてくださったり、ご飯に連れて行ってくださったりと、
体操以外の面でもたくさんお世話になりました。
トレーニング体育館で皆さんと最後に練習できなかったのが、すごく残念です。

いつになるかはまだまだ分かりませんが、
またいつか練習にご参加いただけること、皆さんにまたお会いできることを楽しみにしています。

たくさんの方々が紡いできた体操部の長い歴史の1ページに存在できたことを、心から誇りに思います。



他大の体操部の方々。

多くの人に出会ってきました。
大会や遠征でたまに会えるのも、トレ体に練習しに来てくれるのもすごく嬉しかったです。

自分が顔と名前を覚えるのが苦手というのもあって、ただ存在を認識してくれているだけでありがたかったし、
名前を呼んでくれた日には(心の中で)泣いて喜んでました。

いつ会っても可愛がってくれる先輩方、ダル絡みしてもにこにこしてくれる後輩たち、
一番話して、情報交換もして、一緒にいるだけでとにかく楽しい同期。
日本全国に憧れの人やライバルがいてくれるという環境は、本当に恵まれているものだと思います。

年に数回しか会えなくても、常に体操を頑張っている仲間がどこかにいる、という事実に励まされていました。

またいつかどこかで会えると信じています。



後輩たち。

みんなの存在に私がどれほど救われたか、きっとどれだけ言葉を尽くしても伝えきれません。
結局、思い描いていたかっこいい先輩にはなれませんでした。
最後まで情けない先輩だったけど、みんなはずっとそばにいて、たくさん助けてくれたね。

みんなとトレ体で会うこと、みんなの成長を間近で応援できることがなによりも幸せでした。

こんな先輩でも引退まで進むことができるんだなぁと思いながら、
気負いすぎず、自分たちらしく、東大体操部を繋いでいってもらえたら嬉しいです。



同期。

入部した当初からたくさんの迷惑をかけ、本来必要のない負担もたくさん負わせてしまいました。
きっと傷つけてしまったことも数え切れないくらいあると思います。
それでも、最後まで見捨てずにいてくれました。

同期がいてくれなかったら、絶対に途中で転んでそのまま起き上がることはできなかったと思います。

ブログに対してストイックで、
議論を深めたい人がいればそれを蔑ろにせず、
人のことをよく見て考えることができて、
体操に一生懸命で、

3年半、一緒に歩み続けてきてくれた同期が好きです。



今年はコロナの影響で、練習がほとんどできず、他の大会と同様、七大戦も中止となり、例年と同じような引退の形とはなりませんでした。
その部分を案じるメッセージをたくさんいただいたし、私自身もやり切れない気持ちのまま終わることは覚悟していました。
それでも、私たちは立ち止まるのではなく、少しずつでも前に進めるよう、この状況でできることに精一杯取り組んできたつもりです。


引退の場となった8/29の活動では、嬉しいことがたくさんありました。

5ヶ月ぶりに現役部員全員で揃うことができました。
3人の新入生が練習に参加してくれました。
みんな大きい怪我をすることなく、自粛前と同じように練習に励むことができました。

感染症対策を考えたり、試行錯誤しながらオンライン新歓を実施したり、それぞれが家で補強や柔軟をきちんと続けたり、
そういったことの一つ一つが、まず最初のステップとして実を結んだのかな、と感じられる日になったと思います。


また、練習の後には、慎吾が中心となって簡単な引退セレモニーをしてくれて、5人それぞれに素敵なプレゼントと温かい言葉を送ってくれました。

きちんと送り出してもらって、私たちが引退したあとの部活の様子も少し覗けたようで楽しかったです。
私たちがいなくなってもこの子達なら大丈夫だな、と安心しました。

再開後数回目の練習ではありましたが、想像していた何倍もきちんと「引退」させてもらいました。

どこの大学も活動に制限がかかり、思うように動けない大変な状況の中、
最大限の素敵な環境を用意してもらい、頼もしい後輩たちに送り出され、こんな清々しい気持ちでいられるなんて、私は幸せ者です。


昨日から体操部の新たな一年が始まりました。
例年通りにはいかず難しい状況がまだまだ続きますが、助け合いながら進んでいってくれると信じています。
今後とも東大体操部を温かく見守っていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。



もう思い残すことはないので、そろそろこのラストブログも締めに入りましょう。

なんか2年前の自分が良いこと言っていたので、言葉を借ります。

誰かが喜んでいれば、自分も心から嬉しい気持ちになれて、誰かが悔しがっていたら、一緒に改善点を探したくて。人のために一喜一憂できること。自分のために一喜一憂してくれる人がいること。 単純なことですが、この時間が、経験が、出会いが、私が東大体操部の一員として、体操をする意味。


体操というスポーツの面白さは、 私の原動力の一つでもありました。
でもそれだけじゃ私はきっとここまで来ることができなかったと思います。

体操を通じてできた人との繋がりがいつも私の背中を押してくれました。
出会った全ての人に支えられ、助けられて、
いまこうして引退を迎えることができています。

みなさんとの出会いが私の大きな宝物です。

本当にありがとうございました。


これまで関わってくださった全ての方へ
大いなる尊敬と溢れるほどの感謝をこめて。

藤波真由
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