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もうすぐ三校戦

冬の陽だまりが殊の外暖かく感じられる季節となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。早いものでもう師走を迎え、みなさま何かとご多忙のことと存じます。

我々東大体操部も、12月(7日)、8日の三校戦を目前に控え、出場校として、また主管校としても慌ただしい日々を送っております。

そんな時期にわたくし氏家が筆を取らせていただくことになり、大変恐縮ではございますが、よろしければ最後までお付き合いください。

試合の直前ということで、当然ではございますが、ここ最近はトレ体のあちらこちらで通し練習をする選手や不安のある技を練習をする選手の姿が見られ、女子床の音楽も度々耳に入るようになってきました。

女子床の音楽といえば、最近調子が悪かったCDデッキにかわり、まりん先輩が新しいプレイヤーを購入してきてくださいました。ありがとうございます。よく響く音の良いプレイヤーで、「今度は長持ちしますように」と願うとともに、「あらゆる器具を大切に使うように」と改めて肝に銘じました。

通し練習という話題が出ましたので、自分にとって多少は理解が深い陸上と絡めて、試合前の練習や調整についてお伝えしようと思います。

素人目にではございますが、体操部の試合前の練習においては、通し練習を行ったり、普段に増して均等に種目に入ったり、調子を上げていったりすることが求められる一方、身体を酷使してはいけない、部分的な調整を行わなければいけない、といった葛藤する二つの心を皆様お持ちになっているように見受けられます。そして、一概にはいえませんが、大抵の方は我慢できずにもう一本!と納得がいくまで練習を続けていらっしゃるように思います。

これは陸上のリレーの練習に似ています。リレー種目にだけ出るという人はほとんどいませんから、大概の人は他の種目の練習時間を犠牲にしてバトン練習を行っているという点で、あまりバトン練習にばかり時間を割くわけにはいきません。かといってバトンがうまくいかないまま本番を迎えることはあまりにリスキーですから、何とか合うまでやりたいわけです。
あくまでわたくしの主観ではございますが、練習を見ていますと、強豪校ほど試合直前になってバトン練習にかける時間は少ないように思います。
これには考えうる要因がいくつかあるとは思いますが、その中で2点を述べさせていただきますと、一つは走りのパフォーマンスそのものが安定しているということ、もう一つは普段からバトン練習をある程度行っている、あるいは練習し始めるのが早いということです。
走りそのもののパフォーマンスが安定していて、バトンを受け渡しするペアが変わらなければ、だいたいいつも同じ受け渡しをすれば良いということになりますから、そこまで念入りな練習は必要ありません。
また、普段からそこそこの練習をしていれば、本番前になって焦って合わせる必要はないわけです。

一方、日本代表がオリンピックで銀メダルを取ったとき、代表メンバーがかなり念入りにバトンチェックをしたという話は有名です。走りの速さで諸外国に劣る日本にとっては、バトンパスこそが最大の武器かつ数センチの狂いが命取りになるということが自明だったからだということと、リレーに特に力をいれていたということが理由としてあげられるのではないかと思います。

体操ではどうでしょうか。

強豪校ほど通しこみを始めるのが早いという話はよく耳にします。でも通しこみばかりしていては技練ができません。強い人ほど調整はサクッと終えているでしょうか?むしろ念入りに行っているでしょうか?二つの葛藤する心を抱いた時、結局どうするのが正解なのでしょうか?

月並みではございますが、結局はわたくしの口からは正解などないとしか言えません。顧問の先生やコーチがつきっきりで指導してくださっていた時までは、指導者によっては、ある程度答えを示してくれていたのかもしれませんね。大学の部活では(少なくとも東大体操部では)、福田さんがコーチをしてくださっているとは言えど、今までよりは自分たちで考えなければいけない領域が広いのではと思います。最終的に自分が目指すところは何なのか。そのために今、ここでの目標は何に設定してあるのか。自分の気性は、コンディションは、パフォーマンスはどうか。結果が出るまで正解だと言えない(あるいは結果が出ても正解だったか不正解だったか言えない)以上、今はせいぜい大きな後悔をしないように考えて答えを出すのが精一杯……

長くなりましたが、結局何をお伝えしたいかと言いますと、皆さん、できることを精一杯やって、怪我に気をつけて、大会頑張ってください、ということです。もしくは、選手の皆さんは色々と考えて真摯に体操に向き合っていらっしゃいますので、今後とも東大体操部を応援していただけますでしょうか、ということです。

ちなみに、この文章を書いていて、 ”境界 ”のだいぶ外側から、”境界線”の側に少しだけ近づけた気がして氏家はちょっと嬉しいです。

では、拙く、かつ薄い上にまとまりのない文章に、最後までお目通しいただきありがとうございました。

年の瀬も迫りご多忙のこととは存じますが、皆様どうかお体にお気をつけて、暖かくしてお過ごしください。

東大体操部1年 氏家優奈
コメント
耳がいたい
  • 肩痛めちゃった人
  • 2018/12/07 3:23 PM
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